#10 反省はしてる、後悔はしてない
【目次】
【ご挨拶】
こんにちは。Fujiと申します。
今回は、私の座右の銘でもある、
「反省はしてる、後悔はしてない」
という考え方について、ご紹介します。
【後悔とは】
後悔とは、自分の過去の行動について、あとになって悔いることです。
「あの時あちらを選択するべきだった」
「何故あんなことをしてしまったんだ」
とこんな感じですね。
皆さんにも、過去に何かしら失敗をして、その判断を悔やむことって、あると思います。それを後になって思い返してしまうと、どうも悔しい思いになりますよね。
【反省とは】
では、反省とは何でしょう。
反省とは、自分の過去の行動について、あとになって良し悪しを判断することです。
これは後悔とは違い、感情が入っていません。あくまで分析です。
たとえその行動が良くなかったという判断をしても、そこに対しての感情はなく、情報として受け入れるのが反省と、私は解釈します。
【後悔に意味はない】
今回のお題の通り、私は反省こそすれど、後悔はしないようにと心掛けています。
簡単な話、後悔には何の生産性も無いからです。
後悔の念をバネにして、次頑張れるという人は良いかもしれませんが、本当に必要なのは、その行動が何故悪かったのか、という分析です。
それこそ、次につなげるとしても、改善策が無ければきっと同じ過ちを繰り返しますし、大して良い結果はきっと待っていないでしょう。
また、後悔はネガティブな感情です。
負の感情は、生存に必要不可欠なものではあるものの、唯々自分を追い詰めるだけの感情は邪魔でしかありません。
漠然と過去に囚われている後悔は、まるで必要ないでしょう。
分析をして次に繋がる、前向きな反省こそ、本当に必要なものであると、私は考えます。
【後悔をしない考え方】
とはいえ、後悔というものは自然と湧き出てくる感情であり、止めようと思って止められるような簡単なものでは無いと、普通は考えます。
しかし、案外簡単に後悔を叩きのめす言葉を、ここでご紹介します。
その言葉とは、
「あの時はそれが最善と判断した」
です。
例えば、受験をして行きたい学校に入れたものの、自分が思っていた様相と違っていて、「なんでこんな学校を選んでしまったのだろう」と思ったとします。
その時にこう考えるのです。
「受験の時は、この学校が1番良いと思ったんだ。その時の自分が得られた情報で、最善の判断をした結果だ。」
と、こう唱えます。
すると、仕方がないことだと理解し、折り合いがつくはずです。
他にも、
「学生時代、もっと勉強しておけばよかった」
と思ったならば、
「学生の頃は勉強は無意味なものと考えていて、今しかできない青春することが最善と考えたんだ」
と思いましょう。
過去の自分を否定せず、選択を尊重してあげることで、ネガティブな感情にとらわれることなく、過去を振り返ることが出来ると思います。
【終わりに】
いかがでしょうか。
「あの時はそれが最善と判断した」
この言葉を是非覚えておいてください。
そうすれば、過去を悪戯に引きずることなく、前向きに生きることが出来るはずです。
大事になことは「今何をするのか」です。
自分が最善と判断する方向に、突き進んでいきましょう。
さぁ、気楽に参りましょう。